ダイバーシティ対談

一人ひとりの
「働きやすい」を、
みんなで。

開発部のK.N.さん・第一製造部のA.T.さんによるダイバーシティ対談

2012年に新卒で入社し開発部を歩んできたK.N.さんと、2023年に異業種からキャリア入社したA.T.さん。
入社年代も職種も入り口も異なる二人は、2025年に発足した社内の「多様性活躍推進委員会」で顔を合わせる間柄です。
子育てと仕事の両立、働くなかで見えてきたこと、そしてこれからのダイバーシティのあり方まで——立場の違う二人だからこそ見えてくる「トリケミカル研究所の魅力とこれから」を語りあってもらいました。

開発部のK.N.さん

開発部 2012年入社K.N.

新製品開発や量産化に携わったのち、出産・復帰を経て、現在は知的財産(特許・商標)の管理や化学物質の法令申請を担当。二児の母。多様性活躍推進委員会のメンバー。

第一製造部のA.T.さん

第一製造部 2023年入社A.T.

キャリア入社で、現在は、化学薬品を扱う金属容器の洗浄・乾燥・リーク検査などを担当。一児の父。多様性活躍推進委員会のメンバー。

二人が見つけた“自分らしい”キャリア

K.N.
私は2012年に新卒で入社して、ずっと開発部です。以前は実験や試作などの現場作業に没頭していましたが、出産・育休を経てデスクワーク中心に転換し、今は知財や化学物質の法令申請を担当しています。自分自身のライフステージの変化に合わせて、働き方や業務内容を柔軟に変えてきたタイプですね。
A.T.
私は2023年に異業種からキャリア入社しました。知り合いから「給与や社食などの待遇も良く、とても働きやすい会社だよ」と聞いて挑戦を決めたんです。入社当時は工具の使い方すら分からない状態でしたが、先輩方が基礎から丁寧に教えてくれました。
K.N.
部署も年次も違う私たちですが、2025年に全社募集で立ち上がった「多様性活躍推進委員会」に二人とも有志で立候補したんですよね。
A.T.
ええ。どちらも小さい子どもを育てる親という共通点があって、最初の顔合わせから自然と「育児と仕事の両立」や「もっと働きやすい環境づくり」の話で盛り上がりました。

子育てと仕事、支えてくれる制度と周りの理解

K.N.
両立という意味では、制度にずいぶん助けられました。復帰当初は、時短勤務や在宅勤務を活用していましたし、全社員が使える10日間の長期休暇制度にも助けられました。また、復帰の時に上司から「家に帰ってからが本番だろうから、無理せずに」と言ってもらえたことが、今でも励みになっています。
A.T.
周りの理解も大きいですよね。私はフレックスで朝7時半に出勤して、15時半に上がる日もあります。上司やリーダーに相談してグループに共有すると、きちんと協力してもらえて。子育て中の社員が多いぶん、事情をよく分かってくれるんです。
K.N.
男性の育休取得も、当たり前になっていますよね。
A.T.
ええ、私も1カ月ほど取りました。うちは男性もほぼ全員取っていて、「取らないほうがおかしいよ」と言われるくらいで(笑)。取ってからは料理以外の家事を引き受けていて、子どもと関わる時間も長いぶん、息子から「好き」も返ってくる。本当に、いい循環だなと感じます。

働いて気づいた、「2人いればダイバーシティ」

K.N.
以前、会社が用意してくれたダイバーシティの研修で「2人いればダイバーシティ」という言葉を聞いて、それが印象に残っているんです。人が2人いれば、それぞれ違う。だから一人ひとりに合ったやり方を考えなきゃいけない、同じ子育て中の女性同士でも、家庭の状況で働きやすさはまったく違う、と気付かされました。
A.T.
よく分かります。私のグループは派遣やパート、中途の方などいろんな立場の人がいますが、私は年齢や経験年数で判断せず、年下から教わることもパートの方に意見をもらうこともあります。また、高校を出たばかりの社員に教えるときは、専門用語を避けて、できるだけ分かりやすく伝えるよう意識しています。
K.N.
相手の立場で考えるって、すごく大事ですよね。私、復帰したての頃は「できない自分」をなかなか許せなくて、人に頼るのも苦手で、胃が痛い思いをしていたんです。でも、同じ状況の後輩を見ると「これはできなくて当然だよね」と思えて。だったら自分も同じ立場じゃないか、と気づいたら、「できないなりにやろう」と肩の力が抜けました。
A.T.
人はそれぞれ違っていて当たり前だと思うんです。だからこそ、相手のやり方や考えを尊重したいし、誰もが言いたいことを言える職場にしたい。ここには、誰もが言いたいことを言える空気があるので、自分も大事にしていきたいです。

多様性への取り組みを、次のステージへ

A.T.
多様性活躍推進委員会はまだ始まったばかりなので、まずは全社アンケートから始めました。その結果、柔軟な働き方への要望が多かったので、今はフレックスをもっと使いやすくできないかと案を出し合っているところですね。
K.N.
せっかくなら、子育てに限らず、みんなが使える制度にしていきたいですよね。今年は女性や子育ての話が中心ですが、来年以降は国籍の違う社員が働きやすい環境づくりなど、次のテーマにも広げたいとメンバー間で話しています。
A.T.
いろんな背景の人が働きやすい会社になっていけたら、いいですよね。そのために、まず自分ができるのは、視野を広げることかなと思っていて。いろいろな現場や業務を経験して、知識や技術の幅を広げたい。ゆくゆくは台湾の工場にも行ってみたいんです。そうやって経験を積めば、後から入ってくる人に「こういう道もあるよ」と示せると思うので。
K.N.
私自身は、社内でまだ掘り下げられていない知財の分野をもっと深めていきたいですし、子育て中の社員がもっと働きやすくなる仕組みづくりにも関わっていけたらと思っています。トリケミカルは「若いから」「女性だから」「未経験だから」といってチャンスがもらえないような会社ではありません。自分の意見をしっかり持って、伸び伸びと働きたい方に、ぜひ安心して飛び込んできてほしいです!